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こんにちは、ゆづはです。
夜職を卒業して個人事業主になった人にとって、知らないと損をする節税制度があります。それが 小規模企業共済。
正直、私も独立2年目までは知りませんでした。3年目で知って、「もっと早く始めていれば…」と思った制度です。最大で年84万円分が所得控除になります。具体的に解説します。
小規模企業共済とは?
「小規模企業共済」は、個人事業主・小規模法人の経営者のための「自分で積み立てる退職金制度」です。国が運営する独立行政法人「中小機構」が管理しているので安全性も高い。
毎月一定額を積み立てて、廃業・退職時にまとめて受け取る。会社員でいう「退職金」を、自分で作る制度です。
3つの大きなメリット
① 掛金が全額所得控除(最大年84万円)
掛金は月額1,000円〜70,000円の範囲で500円単位で選べます。年間最大84万円(月7万円×12ヶ月)を積み立てた場合、その全額が所得控除になります。
年収400万円の方が月7万円を積み立てた場合の節税効果:
- 所得税:約8.4万円減
- 住民税:約8.4万円減
- 合計:年間約16〜17万円の節税
10年続ければ、累計160〜170万円の節税効果。これは大きいです。
② 退職時に「共済金」として受け取れる
廃業・引退時に、積み立てた掛金にプラスして「共済金」として受け取れます。受け取り方は3パターン:
- 一括受け取り:退職所得として課税(税優遇あり)
- 分割受け取り:年金として10年または15年で分割(公的年金等控除の対象)
- 一括+分割の併用
20年以上加入すると「掛金以上」の金額が戻ってきます。長期で続けるほど有利。
③ 低金利の貸付制度が使える
急にお金が必要になった時、積み立てた掛金の範囲で低金利の貸付が受けられます。年1.5%程度の低金利。事業資金や緊急時の生活費に。
銀行のローンより圧倒的に有利な条件で借りられるのは、大きな安心材料です。
夜職卒業者の加入条件
「常時使用する従業員20人以下(業種により5人以下)の個人事業主・法人役員」が加入対象。Webライター・ハンドメイド作家・コンサル・在宅ワーカーなど、夜職卒業後の主要キャリアはすべて対象です。
注意:開業届を出していることが事実上の条件になります。開業届を出していない方は、まずそちらから。
掛金の選び方
無理せず続けられる額にするのが鉄則。途中で掛金を減額もできるけど、節税効果が下がります。
| 収入レベル | 推奨掛金 | 年間積立 | 節税効果 |
|---|---|---|---|
| 年収200万円台 | 月5,000〜10,000円 | 6〜12万円 | 年1.2〜2.4万円 |
| 年収300万円台 | 月10,000〜30,000円 | 12〜36万円 | 年2.4〜7.2万円 |
| 年収400万円台 | 月30,000〜50,000円 | 36〜60万円 | 年7〜12万円 |
| 年収500万円以上 | 月50,000〜70,000円 | 60〜84万円 | 年12〜17万円 |
注意点:解約のタイミング
- 20年未満で「任意解約」すると元本割れします
- 廃業・引退の場合は20年未満でも元本以上で戻ります
- 長期で続ける覚悟がない場合は、月額を低めに設定するのが安全
始める手順
- 中小機構のサイトから「加入申込書」を取り寄せ
- 金融機関の窓口で申し込み(金融機関は事前に提携先を確認)
- 確定申告書のコピーや開業届のコピーを提出
- 掛金は口座振替(初月は加入月分が振替)
- 確定申告時に「小規模企業共済等掛金控除証明書」を添付
まとめ:早く始めるほど得する制度
小規模企業共済は、夜職卒業後の「自分で作る退職金」として、知らない人が損する制度です。
節税効果も大きく、低金利貸付という安心材料もある。
無理のない掛金から、まずは月1万円でもいいので始めるのがおすすめです。
私自身、月3万円で始めて、4年目から月5万円に増額しました。「将来の自分のために積み立てている」感覚が、卒業後の生活の安心感につながっています。
※ 本記事は一般的な税務情報です。個別の判断は税理士等の専門家にご相談ください。
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※ 本記事は一般的な情報提供であり、個別の税務アドバイスではありません。実際のご自身の状況に応じた判断は、必ず税理士・税務署にご確認ください。
